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第42番札所 一カ山 毘盧舎那院 仏木寺 いっかざん びるしゃないん ぶつもくじ
2012/03/26 14:31:29瀏覽167|回應0|推薦0

42番札所 一か山毘廬舎那院仏木寺いっかざん びるしゃないん ぶつもくじ)/通称:大日さん

大日如来 / 真言宗御室派 / 弘法大師

オン アビラウンケン バザラダトバン

草も木も仏になれる佛木寺 なお頼もしき鬼畜人天(くさもきも ほとけになれる ぶつもくじ なほたのもしき きちくにんてん)

798-1102愛媛県宇和島市三間町16830895-58-2216

前札所:第41番札所 竜光寺2.8km/次札所:第43番札所 明石寺10.8km

徒歩:龍光寺石が鼻仏木寺

龍光寺から徒歩8分、宇和島バス成妙行:森ケ鼻仏木寺前(9分)

JR予讃線宇和島駅下車。成妙行きバス40分(仏木寺前下車)。徒歩1分。

宿坊 : なし

仏木寺の歴史・由来

牛の背に乗った弘法大師の伝説が語り継がれる仏木寺には、境内に家畜堂という小さなお堂がある。ミニチュアの牛や馬の草鞋をはじめ、牛馬の陶磁器、扁額などがところ狭しと奉納されている。近隣の農家では、田植えが終わったころに参拝に行き、牛馬の守護札を受けて帰り、畜舎の柱に貼っていた。往時は農耕をともにした家畜たちの安全を祈願していたが、最近ではペットなども含めて動物一般の霊を供養したり、また、闘牛の飼育者の間にも信仰が広がっているという。
大同2年のころ、弘法大師はこの地で牛を引く老人と出会った。誘われるまま牛の背に乗って歩むと、楠の大樹の梢に一つの宝珠がかかって、光を放っているのを目にした。よく見ると、これは唐から帰朝するときに、有縁の地が選ばれるようにと、三鈷とともに東方に向かって投げた宝珠であった。大師は、この地こそ霊地であると感得、堂宇の建立を決心した。大師は自ら楠で大日如来像を彫造、眉間に宝珠を埋めて白毫とした。これを本尊として安置し、「一山仏木寺」と名づけ、草字体で書写した『般若心経』と『華厳経』一巻を奉納されたと伝えられる。

その後、寺は牛馬安全の守り仏、大日さまとして信仰をあつめ、鎌倉時代には宇和島領主・西園寺家の祈祷、菩提寺となるなど隆盛を誇った。戦国時代には戦乱に災いされるなど、苦難の道を余儀なくされたが、再建に励んで面目を一新し、活気に満ちている。

仏木寺の見どころ

本尊・大日如来像

鐘楼堂

鎌倉時代の墨書銘があり、像高12mの寄せ木造り。
県指定文化財。
背面に大師作の小像が
胎内に納められている旨の墨書がある。

家畜堂

牛旧暦で毎年6月、土用の丑の日に
「瓜封じ」の祈祷をし、人間や牛馬の心願成就を祈念する。

鐘楼堂

四国霊場では珍しい茅葺の屋根。
元禄時代(16881704)に再建された。

仏木寺の年中行事

修正会

日時:1月1日

星まつり

日時:23

大日如来御縁日

日時:419

花まつり

日時:55

きうり封じ祈祷会

日時:7月丑の日

( 興趣嗜好其他 )
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