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ふき(HUKI) 五月庭の収穫 日文
2013/05/13 13:24:34瀏覽927|回應1|推薦1

ふき(HUKI) 内庭のふきが収穫時期になっている現在、取に来てね!

 名の由来:ふきには、茎に息を吹き込める穴があり、折ると糸が出てきます。その様子を表して名づけたとも言われ、平安時代にすでに栽培されはじめました。

 

【小人の伝説】

北海道のアイヌの伝説ではコロポックルは蕗の下に隠れて、その姿を現さないそうで、「森の妖精」「森の神様」ともいわれている。アイヌ語で”ふきの葉の下の人”という意味で、雨降りのとき1枚の葉の下に10人も入るほど小さかったといわれています。また、コロボックルはほかの種族に出会うことを嫌ったそうです。

昔、あるアイヌの村(アイヌの村をコタンといい、酋長を中心にして生活していた)で起こった物語です。

昔、火の山がお怒りになり、その爆発によりコタンが次々と埋まった。こんな中で、やっと逃げ出した人々が恵まれた土地を見つけ、新しい平和なコタンができた。ところが、この土地にはコロポックルという小人たちが、ずっと昔から住んでいた。

コロポックルは裸ですばやく動き、人間には決して姿を見せない。夜、コロポックルは自分たちがとった魚の余りを人間の家の前に置く(おすそ分けのつもり)。人間は、「いたずら(もしかして毒が・・・)?」「親切?」などいろいろ考えたが、結局、正体をつきとめてやると言った人が、ある夜、コロポックルを捕まえてしまった。

捕まったコロポックルは、コロポックルの酋長の娘だった。酋長は人間につくしてきたつもりだったが、娘が捕まったことにより裏切られたと判断した。酋長は「もう許せない! 娘を助け出そう!」と、コタンに対してコロポックルみんなで攻撃をかけ、娘をぶじ助けた。戦いのあとすぐ、コロポックルはそのコタンから引き上げた。その後、このコタンは滅びてしまった。

そして、コロポックルも二度と姿を見せなくなった。

 

 

 

【フキの原色は白い伝説】

その昔、雪は無色透明だった。色を欲した雪の妖精が花々に色を分けてほしいと尋ね回ったが、けんもほろろに断られ、途方に暮れてしまった。それを見かねたフキノトウが、自身の花の色である白色を雪に分けたので、それから雪は白色になった。それ以来、雪は全てを白で覆ってしまうが、色を分けてくれた恩義を感じてフキだけは遠慮して振り分ける(実際にはフキが雪から這い出すように咲くのだが、雪があたかも遠慮している様)ようになった。」という言い伝えがある。

 

【フキ姫の伝説】

秋田市の仁井田(にいだ)が深い森であった頃、そこの水を飲めば万病にきくという泉があった。

しかし、女は近づくな、という厳しい掟(おきて)があったのである。

 ある時、村の長(おさ)が重い病に倒れた。

親思いでしっかり者の一人娘、ふき姫は、寝ずの看病を続けた。母親は早くに死んでいなかった。

「なんとしても、私の手で」

 ふき姫は、どんなにつらくとも、ほかの者に看病をまかせようとはしなかった。

そのかいもなく、父親の病は、治るどころか、日ましに体はやせほそり、明日をも知れぬ命となった。

「泉の水をくみに行こう。女は行ってはならないというけれど、ととさまの病が治るなら、私はどうなってもいい」

 夜を待って、ふき姫は水がめをかかえると、だれにも告げずに家を出た。

頭は父親のことでいっぱいだから、森の中を行く夜道を恐ろしいとも思わない。

森の奥にあるという泉に向かって歩きに歩いた。月が木々の枝をとおして足もとを照らしてくれた。

 やがて、泉が見えてきた。風もなく静かな水面がギラリと光った。

 ふき姫は思わずかけ出していた。

「早く、早く、ととさまに泉の水を」

 泉のほとりにひざをつき、水をくもうとした時であった。

「よく来たな、ふき姫。待っていたぞ」

 泉の底から、男の声がした。ぞっとして、ふき姫はすくみあがった。

「おれは、この泉の主だ。おまえのことが好きで好きでたまらず、父親をあのようにしておまえが水をくみに来るようにしむけた。さあ、来るのだ。今からおまえは、おれの女房だ」

 言い終わるやいなや、ザバアッと水面を割つて、巨大な白蛇がおどりあがった。あっという間もなかった。ふき姫は蛇とともに泉の底へと沈んでいった。

 その夜、泉の水は凍り、不気味な風が荒れ狂い、雪が降りしきった。

いきなり冬がやって来た、と言って、冬支度をはじめてもいなかった村人は、大あわてにあわてたのであった。

 不思議なことに父親の病は、うす紙をはがすように良くなり、春が来る頃には、もとどおり元気を取り戻していた。

 心配なのは、娘、ふき姫の身の上であった。

「いったいどうしたというのだ。あの親思いのしっかり者の娘が、黙ってどこかへ行ってしまうはずがない。

だれかに連れ去られたか」

 父親は、村人の一人一人に会ってたずねた。だれも、ふき姫を見た者はないという。

「まさかとは思うが、わしに水を飲ませようと、掟を破って‥‥」

 そう思うと、矢もたてもたまらない。父親は、まだ雪が残る森に踏み込んだ。気ばかりせいても、雪をこいで行くのはひどく難儀であった。

 泉は、なにごともなかったかのように、しんと静まつていた。

「おおっ、あの水がめは」

 泉の水際にころがっていたのは、確かに見おぼえのある水がめであった。

「やっぱふき姫は掟を破って、命を取られたのか」

 父租はさめざめと泣いた。どれくらいたったか、あきらめて、ふと顔をあげた父親は、水ぎわの雪を割って点々と小さな花が嘆いているのを見た。

「雪の中から咲くとは、なんと強い花だ。それにまた、なんとかわいらしい。ふき姫の身がわりとでも言いたげではないか」

 父親は、その花を持ち帰り、村人にわけを話して聞かせた。

 村人は、ふき姫をあわれみ、その小さな花を”フキ”と呼ぶようになった。フキは毎年毎年、春になると花を咲かせた。

育つと、茎は人の背よりも高く、葉は大きくて傘のかわりになるほどであった。

このフキは、風味がよくて食用にもなり、薬にもなって、村の外にまで知れわたり、村はフキのおかげで豊かになった。

 「秋田の国では

  雨が降っても かさなどいらぬ」

 今では、秋田のフキは、歌にも歌われるほどである。

 

【日本原産の野菜】

ふき(蕗、苳、款冬、菜蕗、学名:Petasites japonicus)は、キク科フキ属の多年草。まだ冬のなごりの残る早春に、山すその日だまりにひょっこり黄色い頭を出すふきのとう。ふきの原産地は日本で、北海道から九州まで全国の山野に自生しています。冬に黄色の花を咲かせるところから、冬黄(ふゆき)がつまってふきになったといわれます。また古くは”ふふき”とよび、布々岐とも書きました。

 

【北国には大きな野生種が】普通品種は、60㎝で食べごろに対して、巨大な蕗は2mほどにも伸びる秋田蕗があり、全国的にも有名である。アキタブキのうち、北海道・足寄町の螺湾川(らわんがわ)に沿って自生するラワンブキは高さ23mに達し、北海道遺産に指定されている。ふきは関西で消費が多く、愛知が全国の生産高の3分の2を占めている。しかも、全国で栽培されているふきの品種は、ほとんどが”愛知早生ふき”。ふきはキク科の多年草。同じキク科でも”つわぶき”は南九州などでは食用にされますが、ふきの仲間ではありません。ふきには雄株と雌株があり、野生のふきには雌雄ほぼ同じくらいあります。ところが、栽培されている愛知早生ふきはすべて雌株で、受粉能力がなく種ができません。このため地下茎の株分けだけで増やしつづけています。

 

              

 

【食用の蕗】

独特の香りがあるふきのとうや葉柄、葉を食用とする。肝毒性が強いピロリジジンアルカロイドが含まれているため、灰汁抜きをする必要がある。 

山菜としての蕗料理について、

1)ふきのとう  蕾の状態で採取され、天ぷらや煮物・味噌汁・ふきのとう味噌に調理して食べられる。一般的には花が咲いた状態のふきのとうを食べる事は避けられるが、細かく刻んで油味噌に絡める「ふきのとう味噌」などには利用可能。伸びたフキノトウも葉や花を取り除き、茎の部分を軽く灰汁抜きしたものを肉や刻んだ油揚げ、糸コンニャクなどと一緒に煮付けても美味しい。フキの葉柄よりも柔らかく筋もあまり気にならないので、茹でた後でも硬ければ茎の皮を剥ぐ程度で良い。

 

2)葉柄  重曹や木の灰などを入れた熱湯で灰汁(アク)を抜いて煮物や炒め物などにするか、生のまま塩や塩糠に漬け込んで保存し、調理前に煮てから流水で塩抜きしてから同様に煮物や炒め物にする。 

あ)ふきのおひたし:ふきは下処理をして3~4cmに切ります。白だし・水を合せて、ひたし汁を作っておきます。これだと春から夏に採取したものを冬の間にも利用できる。

い)また、醤油と砂糖で濃い味の佃煮にしたものは「きゃらぶき(伽羅蕗)」といい、これも保存食・常備菜となる。繊維質やミネラルが豊富で、昔は冬の野菜不足を補う一般的な山菜であった。現在はスーパーなどでも水煮のパックが年中販売されている。秋田フキなどの大型のフキは茎の中の空洞も大きいので、身欠きニシンや細切りにした薩摩揚げなどお好みで詰めものをして煮付けても良い。

 

3)葉も、茹でたものを流水に半日ほどさらしてアクを抜き、細かく刻んで佃煮にするなどして食用になる。

 

                 

( 亞洲 )
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 回應文章

hmwqa
2015/07/04 15:46
讚!