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2019/01/04 10:30:08瀏覽109|回應0|推薦0 | |
温度差という言葉は、気温の異なることを指すが、現代社会では、お互いの気持ちの温度の違いを表しています。よく耳に入る恋愛の温度差、周囲との温度差等があるが、今回和太鼓祭音スペイン公演には、文化的な温度差が印象的でした。 スキンシップに慣れ 「郷に入っては郷に従え」の諺のように、スペイン式の挨拶:「オラ」・「グラシアス」についてくるのは、情熱な、半地球側ならのスキンシップでした。 マドリード州東部のエナーレス城(Alcalá de Henares)は、大学都市であり、世界遺産に登録され、ドン・キホーテの作者ミゲル・デ・セルバンテスの出生地としても知られています。スペイン主な四つ文化の一つ、エナーレス文化展示センターがあります。イエス・シャンケ・ヘルナンデス館長(Jesus Chanquet Hernandez)に熱いハッグされて、戸惑う私でした。同行するお母さん達は羨ましい目線で見られているが、スペイン人は老若男女関係なく家族や友人間でキスやハグを交わすことが多くて、慣れていない私にとって、恥ずかしいそのものでした。特にヘルナンデス館長はとても若くて、個性的な欧州なハンサムな方です。挨拶の仕方の温度差が異なるから、スキンシップを拒否されると、意外とスペイン人は、どのぐらい傷つくのが想像できませんので、現地温度に合わせて、思い切って受け入れました。 食いしん坊になる旅 スペインと言えば「パエリア」で知られています。前菜から始まり、大人はサングリア、そして本場のパエリアと、食後のデザート等々を提供してくれるのは、スペインに着く一日目、文化展示センターのスタッフの手作り料理でした。 乗継便の関係でもあるが、日本を離陸してから24時間5食も食べさせて、スペインについてもずっと何かを食べている気がしています。もう21時なのに夕飯時間の知らせが来ています。特にスペインの食事は、ゆっくり時間をかける。テーブルの上の料理が食べ終わらないうちは、次の料理は運ばれてきませんから、2時間をかけて食事するのは普通らしい。 それに、1日に5回食事をする習慣があるみたい。1回ずつ食事の量が少なく、三皿の分量がメインですが、7時朝食(パンにコーヒーな)・11時軽食(シエスタをとる)・14昼食・18時軽食(タパタパ、お酒とおつまみ)・最後に21時夕食(スープなど)。その上に、台湾芸術総監督ヴィンセント・リー(Vincent Li)にご馳走してくれたポルトガル百年名店パステイス・デ・ベレン(Pastéis de Belém、エッグタルト)が最高でした。味の温度差は零でした。 スペイン人の英語 スペインでは、英語で声をかけると、スペイン語で返事が返ってくることがあります。スペインの外国語教育は、小学校の頃から英語の授業があり、第二外国語の授業もあります。さらに、EU地域内、中学校は義務教育であり、英語の授業の他に、フランス語・ドイツ語等の第二か国語の授業も選択できます。 今回公演するラニーミード学院(Rumymedo College)及びセント・アン学院(Saint Ann College)は、英語を強化する教育を実施されています。これらの学校公演の時、言語の温度差はほぼないので、英語での説明が通じます。これからスペイン国際化にも注目します。
24時からスタートミサ祭501 素敵な街並みであるトレド観光の後、感動する皆を載せるリナーレスへ向かうバスがオリープ畑、いちじく果樹園の真ん中に走る40分、着いたのは、渋い蜜柑果樹が町のこちらあちらに植えられたハエン県の山城町、サンティステバン・デル・プエルト(Santisteban del Puerto)です。迎えてくれたのは、日本で何度も公演したギターリスト兼ヴィラ・ナヴィス・ディ・サン・ファンで行われたクラシック音楽フェスの芸術総監督、エンリケ・ムニョス・テルエル(Enrique Muñoz Teruel)です。エンリケが市役所広場をアレンジしてくれて、町の皆様が公演を見に来ました。 公演途中、いなくなる市長へプレゼントを渡したいから、町の祭で市長が会ってくれると言われ、急遽メンバーの何人かが22:45にホテルから出発し、真夜中の町祭へ飛び込むことにしました。山頂の教会に着き、24時から全市民よりミサを行い、クラシックギター合奏、信者聖歌合唱等、教会内・外には、音楽の音が途切れないように、01:30まで続けていました。やっと、ミサとコンサートが終わると思ったら、マーチングバンドみたいで、家から家へと聖事を伝え、2時には市長フアン・ディエゴ・レケナ・ルイス(Juan Diego Requena Ruiz)の家でパーティが初め、伝統食べ物とお酒で、全市中、皆が寝ないで楽しんでいました。ラテン系の楽しみの温度差が大きさを肌で感じされました。 偉大な時代を覗ける遺跡や城門 スペイン・ポルトガル公演の最大特徴として、わくわくのストリートパフォーマンスです。グラナダのアルハンブラ宮殿が見える丘や、セビリアの大聖堂や、発見のモニュメンの前等々で、祭音メンバーが大太鼓やエーサーを持って、広場で披露します!映画に出るスペインの古代建築、宮殿や、城塞や、修道院等があります。古代ローマ遺跡、イスラム教、カトリックの文化が混じり合った独特の魅力に感心します。 または、ポルトガルの首都であるリスボンでは、世界的にも古い歴史がある都市の一つで、その建築スケールの大きさにも吃驚されました。ポルトガルの演奏家エステバン・ゴメス(Estevão Gomez)がアレンジしてくれた「シアターシアター」(teatromosca teatro)の舞台監督ペドロ・アルベス(Pedro Alves)がとても専門的に親切に支援してくれました。藝術パフォーマンスの温度差は零でした。
長い一日 スペインの日昇と日沈むが遅いです。日の出は朝7時、日の入りは21時頃、完全に暗くなるのは22時頃です。この時間の感覚は、私にとってなかなか慣れられなく苦労します。 日本との時間差が17時間以上もありますが、時計を使わずに、太陽の様子で時間を感じてみると、食事や寝る前の身支度などで、普段通りの生活を送るのが崩れます。暗くなって一息ついたと思ったら、もう夜中の12時で、びっくりしました。翌日、曇天と思ったら、すでに朝8時になっています。もちろん、太陽が出ている時間が長いのは、遊ぶ日には、もってこいものですが、公演が毎日ようにあるから、出演者にとって、毎日寝不足の日を続けているでしょう。その為に「シエスタ」という習慣、午後の2時から2時間ほど休憩時間があります。この時間になると、町のお店が一斉に閉まり、どこにも買い物や食事ができない温度差を生じます。
深い家族愛 スペイン人は、家族を大切にする文化です。自分の家族との距離感は人によってさまざまですが、スペインでは、成人してからも結婚して子供が出来てからも、両親との関りが密接な人が多いです。就職をしたり、自分の家庭を持ったりした後でも両親との関わりは密で、週末には家族みんなが集まって食事をする、というのもスペインではよく見られる光景です。 今回、和太鼓祭音のスペインツアーにも、お世話役三代が揃えていました。旅の最初から最後まで、休み抜きで面倒を見てくれました。家族のリーダーであり、スペインギターリスト兼製作者アドフォー・ティムエト(Adolfo Timuat)の一家でした。アドフォーが毎日バスの中、英語の説明で、スペイン語レッスンを教えていました。息子のクリス(Chris Randolf Timuat Manantan)は、証券マンでありながら、英語教師も務めています。ツアー案内係としてサービスをしてくれました。孫のリガコ(Rigako Timuat Manantan)は、スペイン全高校柔道コンクルで優勝を収め、イギリスの高校1年生ですが、学校特別許可を取り、今回のツアー案内アシスタントとしてバイトに来ました。家族三代が助け合い、祭音の支援をしてくれて、なかなか今時では珍しい「家族愛」です。
スペインといえば、ギター演奏の本場や、フラメンゴ踊りの情熱の国というイメージが強く、挨拶の仕方や、生活の習慣や、自国優越感や、深い家族の絆を連想し辛い錯覚があるでしょう。他の国の人々が自国に対して期待することと、現地の人々の思いにギャップが生じること、つまり温度差はよくあると思います。今でもスペインでは、「芸者」や「忍者」や「アニメの中身」が日本そのものと思うスペイン人が沢山います。温度差が違っても、日本文化への関心を持ってくれることは、いいことです。これからもお互い異なる温度差で、異文化の楽しみを発見しながら生活していこうと思う私です。 One of the best Wataiko group in Japan named MATSURINE |
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