長崎の蝶蝶さん (ながさきのちょうちょうさん )

(長崎蝴蝶姑娘) 日語演歌+(中譯)   昭和31年(1956年)

美空ひばり（みそらひばり） 作詩・作曲　米山正夫

(1)

ひぜんながさき　　みなとまち

肥前長崎　港町  肥前的長崎是港都

いじんやしき

異人屋敷の　たそがれは  外國人宅第的黃昏

　　　　　　　　　ふりそでにんぎょう

なぜかさびしい　振袖人形   穿長袖和服的人偶為何寂寞

こい　　え　ひがさ

戀の繪日傘　くるくると   戀愛的圖畫陽傘在轉呀轉

ちょうちょう　　　ちょうちょう

蝶蝶さん　蝶蝶さん   蝴蝶姑娘 蝴蝶姑娘

さくら はな　　　　さ　 ころ

櫻の花が　笑く頃に   櫻花綻放的時候

　ふね　　かえ　　　　　く

お船が掃って　來るという   聽說船會回來

はな　　ろ　ま　ん　す

花のロマンス   花的浪漫史

ながさき　　ながさき　ながさき　みなとまち

長崎　長崎　長崎　港町   長崎 長崎 長崎是港都

(2)

かぜ　みなみ　　　ゆめ　まち

風は南の　夢の町   風吹南方的夢都

は　　 　　くるす　　　 おか　　うえ

晴れた天主の　丘の上   在晴空萬里天主教堂的山崗上

せ の　　　　　　 み　　　　　　　　　　　うみ

背伸びして見る　はるかな海よ   抬頭眺望遠方的海上

さんぼん　　　　　　　　　　　　み

三本マストは　まだ見えぬ   三根桅桿的船 還沒看見

ちょうちょう　　　ちょうちょう

蝶蝶さん　蝶蝶さん   蝴蝶姑娘 蝴蝶姑娘

はな　　さ　　　　　　　ひら

花は笑いても　開いても   花雖已綻放

こい　　　　　かた　　　　あ

戀しいお方に　逢うまでは   在見到所思慕的人之前

はな　　ろ　ま　ん　す

花のロマンス   花的浪漫史

ながさき　　ながさき　ながさき 　ゆめ　 まち

長崎　長崎　長崎　夢の町   長崎 長崎 長崎 是夢都

(3)

かね　　 な　　な　　　　こい　まち

鐘が鳴る鳴る　戀の町　 鐘聲響徹著戀都

ひろ　　やしき　　　　　　　 ひと

廣い屋敷に　ただ一つ   廣大的宅第裡只有一個

きみ　　かたみ　　　　　　　　　　　にんぎょう

君が形見の　アメリカ人形   你送作紀念的美國娃娃

あお　ひとめ

碧い瞳の　なつかしさ   那碧眼睛 令人懷念不已

ちょうちょう　　　ちょうちょう

蝶蝶さん　蝶蝶さん   蝴蝶姑娘 蝴蝶姑娘

なが

長いまつげも　うっとりと   那長的睫毛也使人心 盪神怡

きょう　　　　　　　　　　　ゆめ　　み

今日もあなたの　夢を見る   今天還會做妳的夢

はな

花のロマンス   花的浪漫史

ながさき　ながさき　　ながさき　こい 　まち

長崎　長崎　長崎　戀の町   長崎 長崎 長崎 是戀都

 

願慈悲的諸佛菩薩﹑仁慈的耶穌基督護持你
〜阿擂西蒙あれしもんAresimon〜