字體:小 中 大 | |
|
|
2010/11/04 16:32:30瀏覽470|回應0|推薦2 | |
◎ 櫺星門は、台北孔子廟の南向きの第一のゲートです。即ち、台北孔子廟の廟という部分は、櫺星門から北へとなっています。 ◎ 皆様も、他にいくつかの孔子廟や他の廟をみたことがあるでしょう。台北孔子廟は、それらと比べてどうでしょう?同じ所はどこにありますか?また、異なる所はどこにありますか?あっ、そう、そう、台北孔子廟は、他の孔子廟とも普通の廟とも比べれば、以下幾つかの特徴があります。 まず第一は、次の参観にすぐ見られますが、台北孔子廟には、神像が据えられていないことです。 皆様にも、東京の湯島聖堂や長崎の孔子廟、沖縄の至聖廟へいった方がいらっしゃるでしょう。 それらには、すべて孔子様の神像が据えられています。そうでしょう! で、なんで、台北孔子廟には、孔子様を始めとし、すべての神像が据えられていないの? これにつきましては、台北孔子廟は、16世紀末葉の、明の時代による孔子廟典範に基づいて立てられたものからです。詳細に言えば、明の世宗(嘉靖)皇帝が、かつて、孔子様は神ではなく、学問家であったわれわれの先祖(先師)であるから、神像に代えて位牌を据えた方が良いと勅令をしたことがあるからです。 台北孔子廟の第二の特徴は、掛け額とか対聯などの、文字による飾りが極めて少ないことにあります。これは、学問家の、文曲星見たい孔子様の前に文字遊びをしない方が良い、という一般文人の自覚によるのです。因みに、今現在まで、対聯は、一枚もありませんが、掛け額は、殿堂や門楼などの門楣(もんび)に掛けられて建物の名称を示した扁額以外、故総統蒋介石様の「教え有り、類無し」と現総統馬英九様の「道を貫き、徳を明らかにする」との二枚しかありません。これにつきましては、台湾南部の、歴史がもっと古い孔子廟、例えば台南孔子廟と彰化孔子廟には、清の皇帝から賜(たまわ)った掛け額が掛けられています。 台北孔子廟の第三の特徴は、この櫺星門にあります。 さあ、まず、「櫺星門」における「櫺」という字をみて下さい。難しい字みたいだけど、「木」の辺で、右上には「雨」、それに下には三つの口、そうでしょう。問題はこの三つの口なんです。この三つの口に基づいて、「櫺星門」を、鳥居のような格子が三つ並んでなる門との解釈もありますが、「いいえ」この格好は粗末過ぎで、格子戸におけるレンジのように並んだ星座みたいな門とみた方が良い、という解釈もあります。台北孔子廟は、後者の解釈を取ってこんな門を造りました。 つまり、中国大陸や他の地方にある孔子廟の鳥居みたいな櫺星門に比べれば、台北孔子廟の櫺星門は立派だけど、台湾の他の廟宇に比べると、やはりかなり質素だと見られます。さあ、櫺星門をもっと細かくご覧下さい。 まず、櫺星門は、それ自体ではなく、その脇の側門をも含むすべての門にも、通常の廟宇における門に飾られている門衛の神(もんえいのかみ、かどのかみとも呼べる)が画かれていません。その代わりに、星のようなものが、一枚の門扉54個、一対の門扉合わせて108(百とび八)個ついていいる上、「櫺子(レンジ)」のように並んで主星を擁護する伴星の陣(ばんせいのじん、即ち星座)となっています。 即ち、「櫺星」は、もちろん門扉の飾りともなっていますが、「通常の、人間みたいな、門衛の神の代わりに、文曲星のような、偉い孔子様を守っている」星宿を徴し、われわれの孔子様への尊敬を表すものともなっています。 また、機能の面からみれば、これらの櫺星は、もともと、複数の立て板から組み合わせられた門扉を固定するための釘の釘隠し(または釘自体のヘッド)ですが、通常は、門釘とも呼ばれます。 そして、108本の門釘があるのは、108が九と十二との、神聖なる数目であると中国系の人人に信じられている二の数字を掛けてなる数目でありますので、それをもって孔子様へ敬意を表すわけです。 |
|
( 知識學習|其他 ) |