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2010/11/04 16:28:04瀏覽200|回應0|推薦0 | |
◎ 孔子様は、中国2500年前の春秋末期に庶民に教育の機会を与え始めた方で、至聖先師と呼ばれて尊敬されています。 ◎ 現在の中国人にとってはどうでしょうか、私も良く分かりませんが、台湾では、孔子様を、われわれ自家自身の先祖であり、むかしむかしのお爺さんであると親しくお慕いしています。 ◎ 中国人は、昔から、人格の良い、または社会に貢献が大きい人間に対し、廟や霊屋を立てて神様として祀る慣わしがありますが、台湾では、そればかりでなく、更に、それらを、自家自身の先祖のように、お爺さん(公)やお婆さんと呼ぶ習慣があります。例えば、関帝様を関帝お爺さん(関帝爺、関公)、媽祖を媽祖お婆さんと呼んでいます。孔子様に対してもそうなんです。即ち、孔子お爺さん(孔子公)と呼んでいます。 ◎ でも、孔子様の、台湾人の心における地位は、やはり関帝様や他の神様と異なります。なんというと、孔子様は、われわれに対し、もっともっと親しい存在なんです。なぜなら、われわれ台湾人は、いずれも、幼い時から、孔子お爺さん(孔子公)もそう曰くと両親より口説かれて家庭教育を受けながら育ってきたのです。これはその一つです。 ◎ もう一つは、この台北孔子廟からも見られるように、孔子様は、神様ではなく、われわれのお爺さん同様ですから、神廟のように神像を据え付けるのではなく、その代わりに、位牌を据え付けて祀っています。これ点では、中国曲阜及び他の地方にある孔子廟、乃至、日本の東京湯島(湯島聖堂)や長崎(孔子廟)、沖縄(至聖廟)などにある孔子廟とはかなり異なります。 もちろん、これは、16世紀初頭(1530)において、明の嘉靖(かせい)皇帝が、孔子様を「なくなられた至聖なる先生様(至聖先師)」と地位付けて人格化した故事来歴にもかかると思います。 |
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