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櫳翠坊【ロンツェイファン】 - トラベル | FRaU最新報導
2011/08/05 07:10:42瀏覽1480|回應0|推薦21

 






 

通いつめたくなる茶藝館

櫳翠坊【ロンツェイファン】

広がる茶葉をゆっくりと眺めれば気持ちも穏やかに

★「ロン」は木へんに龍

心がやわらかくなる、やさしいお茶 

台湾は勿論、中国の雲南、武夷山、四川などの茶葉を扱う。

珍しいセレクトもさることながら、ここの一番の売りは、青木由香さんが「仏様みたい」と称するオーナー蔡奕哲(ツァイイーザー)さんの笑顔。大学生の頃からお茶の先生をやっていた経歴から、茶葉や茶器の歴史などについても詳しく教えてくれる。エピソードを知ることで、味わいもいっそう深まるようだ。

 店長の陳さんが淹れてくれるお茶は、茶葉の個性を最大限に引き出すべく、茶器や淹れ方をその都度変えていく。例えば、そっと丁寧に手炒りしたデリケートな緑茶は、天目茶碗に入れてお湯を注ぐだけ。ゆっくりと開く茶葉の、森の中にいるようなみずみずしい香り。それを感じられる自分がまるで「通」になったかのように思えてくる。静かに茶葉と向き合うことのリフレッシュ効果に驚くはず。

 外に出ると、夢から覚めて下界に降りたよう。お茶を通して別の時空にいざなわれる不思議な感覚、ふだん忙しい人にこそおすすめしたい隠れ家的茶藝館だ。

 

      3年前に大地震があった四川の北川で作られる緑茶「昌明獣目」。蔡さんが、「同情からでなく〝美味しいから〞売れ、復興につながるシステムを作らなければ」と、現地の人に栽培を教授して完成。雀舌と呼ばれるやわらかい芽が開くさま、香りの素晴らしさに感動。


 

       昨年、長安東路から移転してきたこちら。緑や青の天井に、焦げ茶のフローリング。シックな配色の店内には、書画や骨董の器がさりげなく飾られている。イベントスペースとして絵の展示や音楽会なども催したいと、以前の店より広くしたとか。茶藝講座は2時間で1000元、2名以上で申し込みを。レクチャーは中国語か英語だが、漢字による説明でおおよその意味は通じるそう。自分で摘んだ茶葉を製茶して持ち帰れるツアーなども精力的に企画している。(写真右)「昌明獣目」は50g で1000元。


 

 

DATA

櫳翠坊【ロンツェイファン】

北市中山區松江路124巷23號6F
02-2562-9542 

営)12:00~21:00 完全予約制
カード不可

( 在地生活大台北 )
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