□5月18日(水)
イザヤ31:1-9
若獅子のような神様

「そのように、万軍の主は下って来て、シオンの山とその丘を攻める。」(4)

1.エジプト人は人間、馬は肉(1-3)
 助けを求めてエジプトに下る者たちは何に頼るのでしょうか。彼らは馬にたより、多数の戦車と非常に強い騎兵隊とに撚り頼みました(1)。しかしそのようなものは本当の助けにはなりません。その理由は、エジプト人は人間であって神ではないからです。また、彼らの馬も肉であって、霊ではないからです。神様が御手を伸ばすと、助ける者はつまずき、助けられる者は倒れて、みな共に滅び果てます(3)。私たちが、人やお金や世の権力に頼り、彼らに助けを求めると、その撚り頼むものと共に滅びるようになります。私たちが本当に助けを求めるべき方は、神であり、霊である神様だけです。

2.獅子、若獅子のような神様(4-9)
 獅子や若獅子が獲物を食らい、ほえる時、それを倒そうと牧者がみな集まって来ても、獅子を取り除くことはできません(4)。それは、獅子には無敵の力があるからです。このように神様が、ご自分の民のために戦われる時、誰がそれを止めることができるでしょうか。また、神様は力だけが強いのではなく、鳥が飛びかけてひなを守るように、選ばれた民を守り、救ってくださいます(5)。
 このように力が強く、愛が豊かな神様だけが、私たちの本当の助けになります。私たちが虚しい偶像を捨てて、神様に立ち返り、助けを求めさえすれば、救いがあり、勝利があります。

祈り:主よ!主が生きておられ、獅子のような力で私たちのために戦って保護してくださるので、力強いです。主に撚り頼みます。
一言:主の助けだけに頼ります