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なるほど。もぐもぐと咀嚼して、最後の一切れを飲
2019/03/12 20:49:40瀏覽193|回應0|推薦0
なるほど。もぐもぐと咀嚼して、最後の一切れを飲み込む。つまり、普通じゃなく、よくわからないものをわざわざ選んでみたわけか。「中に何が入っているかは書いてありませんでした。こちらもどう照腸鏡 」俺たちの会話に気付いたエートが次に渡してきたのは、ハンバーガーとコップ入りの飲み物。もしやと思い、聞いてみる。「これもか?」「はい、勿論。「今日の気分バーガー」に、「昨日の気分ジュース」だそうです」ジュースは昨日なのか。つい、内心でツッコミ。にこやかに告げるエートだが、実は負けず嫌いなのか、かなり根に持ってるのが伺える。当然これらの品の存在を知っていたセンパイのシロが、「チャレンジャーだなあ」と呆れと笑いを含んだ声で漏らした。あとは俺が「今日の気分サンド」を完食したのに気付いたジャンが、それに微かに驚いているようだった。先に驚いたのはジャンだったが、興味津々に口を開いたのはシロ。「カレナ、だったよな。今日の味、どうだった?」「うーん…辛味の中に苦みと酸味が含まれたソースに、柔らかいのに噛み切り難い具が合わさって奇天烈な味でした」この俺の回答に、自分の分のパスタを食べ始めたハルが目を瞬く。「……顔色変えずに食べてなかったか?」「ん?俺、好き嫌いないし」俺としては至極当然な返しだったが、エートとシロには「そう言う問題じゃない」とそれぞれの言い方で同時に返された。しかし食べたものは食べたので議論は長く続かず、2人とも何かを諦めて食事に取り掛かった。俺も再び食事を再開すべく、ジュースとハンバーガーを手に取る。何気にジャンが一番興味を持っているようで、自分の食事をしながらも、静かに俺の食事を伺っていた。ちなみに「今日の気分バーガー」は何だか知らないが甘かった。デザートか?と言いたくなる。「昨日の気分ジュース」はアイスコーヒーの味がした。……が、色は林檎ジュースのように透き通った黄色だった。うーん、製法が謎過ぎる。話しながらの食事を終える頃には、俺たち新入生3人とセンパイ2人はすっかり打ち解け、和やかで気安い空気が東屋に満ちていた。じゃんけんは買い出し決めだけのものなので、もちろん俺はハルとエートに気分シリーズの代価を払った。値段は意外に安かった。安くないと誰も買わないのかもしれないが。
( 時事評論兩岸 )
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引用
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