全体的には、「昔のONE OK ROCKのほうがよかった」と言っている元ファンの人に向けた歌という感じがします。 ・「You’ve got me trapped in corners / think I have nowhere to go(追いつめてくれたね。君は僕に逃げ場がないとでも思ってるんだろう)」→この辺からは“元ファン”かどうかは推測しにくいのですが、ただ後の歌詞をみるとやはり元ファンなのかな、と思う。 ・「You’d love me to stay here(僕にここに留まってほしいんだよね)」→同じような昔のままのONE OK の曲をリリースしてほしがっている元ファンについて言ってるのかな。それに対して「あんたらの聞きたい音楽を作ってるわけじゃないから」と雑誌で言ってたし。これね、重要なんですよね。リスナーに媚びない、という姿勢。リスナーの求めるものばかり作ってたら、ひと時の満足は得られるが新鮮さがなくなって結局ファンは離れていくんですよね。だから常にファンの期待を良い方向で裏切る試行錯誤が必要。 ・「Say you changed enough for reasons / we can’t seem to forget / if you want a story / here it is (僕らが忘れることがないよう 君たちが十分に変わったってことにしよう。“ストーリー”が欲しいなら、はいどうぞ)」→ここ難しかった・・・・。合ってるかも不明。散々批判した元ファンに対して許したフリをしている歌詞なのかな?実際は許してないけど、てとこでしょうか。気性荒いですもんね、taka。 ・「The never ending story of / how you bring me up/ just to bring me pain(終わりのないストーリー。君たちが僕をどう育ててるかという。痛みをくれてるだけなんだけど。)」→“ファンの声”てのはただのおせっかい、ということでしょうか。Takaも別に気にしなければいいんだろうけど、それを去年は気にしてたよう。今年になって「ファンの顔色は窺ってない」的なことを言ってましたが。どこのバンドのファンにも「昔のほうがよかった」て言う人たちはいますからね。個人的にはどこをどう聞いたら昔のONEOKのほうが今のONE OKより良いと思うのか不可解すぎますが・・・。月とすっぽんくらい違うと思う。 ・ラップに入る前の「Let me show you something new(新しいものを見せるよ)」からも、“今までのONE OK ROCK”など存在しない、という精神が聞いてとれます。 ・「You’re talking and yapping and lips are moving but I am free, you? none」(君たちはしゃべって騒いで口を動かしてるが、僕は自由だ。君たちこそどうなの?誰も違うよね)→元ファンが文句言ってる間にも俺たちはもっと遠くへ羽ばたいてる、ってことでしょうか。というかファンとすら思ってないかもしれないですね、この酷い書き様。 ・「I’ve had it up, you’ll never ever change」(こっちは今まで我慢してきた、君はどうせ変わりはしない) →見切りをつけた、ということでしょうか。