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2011/10/06 19:43:49瀏覽209|回應0|推薦0 | |
風かぜのその姿すがたを
風かぜを叫さけぶ人ひとの世よの悲かなしみを 星ほしに抱だかれた静寂しじまの中なかで 胸むねを開ひらけば燃もゆる血潮ちしおの赤あかは 共もとに込まざりて大おおいなる流ながれに 人ひとは夢ゆめみる ゆえに儚はかなく 人ひとは夢ゆめみる ゆえに生いきるもの 嗚呼ああ 嗚呼ああ 誰だれも知しらない 嗚呼ああ 嗚呼ああ 明日あした散ちる花はなさえも 堅かたい契ちぎり爛漫らんまんの花はなの下した 月つきを飲のみ干ほす宴うたげの盃さかずき 君きみは帰かえらず残のこされて佇たたずめば 肩かたにあの日ひの誓ちかいの花吹雪はなふぶき 人ひとは信しんじて そして破やぶれて 人ひとは信しんじて そして生いきるもの 嗚呼ああ 嗚呼ああ 誰だれも知しらない 嗚呼ああ 嗚呼ああ 明日あした散ちる花はなさえも 国くには破やぶれて 城しろも破やぶれて 草くさは枯かれても 風かぜは泣なき渡わたる 嗚呼ああ 嗚呼ああ 誰だれも知しらない 嗚呼ああ 嗚呼ああ 風かぜのその姿すがたを 嗚呼ああ 嗚呼ああ 花はなが伝つたえる 嗚呼ああ 嗚呼ああ 風かぜのその姿すがたを |
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